栗林 賢次 / Kenji Kuribayashi
一級建築士 国土交通大臣登録 第224494
一級建築士事務所 大阪府知事登録 第(ヘ)14665号
社団法人日本建築学会会員
社団法人日本建築家協会会員
社団法人大阪府建築士会会員
第3回村山の「あんばい・いい家」大賞公開審査
2017.12.04
こんにちは。
所員の辻林です。
昨日(12/3)に、一次選考を通過した「あんばい・いい家」大賞の公開審査に行ってきました。
http://www.city.murayama.lg.jp/shisei/keikaku_seisaku/anbaiiiie/anbaiiiie3.html
(↑コンペホームページ)
「あんばい・いい家」大賞とは、
村山市まち・ひと・しごと創生総合戦略「住みたい、帰りたい“ひと”を増やそう」の実現に向け、
「若者世帯が建てたくなる、建てられる家づくり」を課題に競いあう住宅設計のコンペです。
朝一で大阪をたち、山形へと飛んだのですが、
大阪とは違い、寒いですね。山形は。
ただ、空気が澄んでいるためか、寒いけど気持ちがいい
大阪では寒いと感じるときは不快な気持ちの時が多いのですが・・・
こういった所に自然の恵みを感じますね。
会場は、村山市にある高宮眞介氏設計の甑葉プラザです。
時間がなく、あまり詳しくは見る事ができてはいないのですが、
建物によって切り取られた広場というものはよく見ますが、
都市と地方によって、こうも様子が違うものかと少し感動しました
もともと敷地に余裕があり、まち全体がひらいている村山市において、
中央の中庭は分散された拠点をひきしめる役目を果たし、
まさに、この広場を中心に村山市を活性化するという気概を感じました。
また、建物内では子どもたちが勉学にいそしむ風景があり、
ハレとケの空間がうまく共存しているなと感じました。
きっと、中庭でイベント等があると時は、ハレとケの入れ替わりが繰り替えし生じ、
より面白い空間になるのだろうなと夢想。
審査の結果、
私たちは佳作となりました。
とても悔しかったのですが、得るものが多く勉強になりました。
参加者のみなさま、主催者のみなさま、観覧にいらしたみなさま、ありがとうございました。
ちなみに、入賞作品の設計コンセプトを利用し、市内に住宅を新築する方には、設計費の2分の1(最大150万円)を助成するという制度がありますので、
気になる方は、一度ホームぺージをご確認ください。
余談ですが、
当方飛行機に乗るのが中学生以来なため、年甲斐もなく興奮してしまいました。
空から見る町や山の風景、雲に突入する瞬間、翼の挙動など、
飛行機には何か心をくすぐる要素が詰まっていますね。
辻林政憲